こんにちは、保育士うさぎ先生です。
毎月配布するクラスだより、何を書くか考えたり、レイアウトを考えたり、けっこう時間がかかりますよね。私も慣れるまでは毎回持ち帰って書くことが多く、苦戦していました。
パソコンで書類を作成する園も多いと思いますが、私が勤めている園では、クラスだよりだけは手書きでした。
そこで、毎月のおたよりをサクサク書きすすめるポイント、そのまま使える文例、内容の項目をまとめたいと思います。
10月クラスだより
日中も気温が下がり、過ごしやすくなってくる10月。
一段と秋が深まってきました。
行事満載の時期。日程や準備などについてしっかり連絡しておきましょう。
運動会や発表会に向けて子どもたちが頑張っている様子を保護者に伝えて、当日を心待ちにしてもらいましょう。
サクサクすすめるポイント
まずは、昨年度の同じ月のクラスだよりを見ましょう!
効率良くすすめるためにはこれが1番です! 昨年度はどんな項目を載せているのか確認し、季節ごとの挨拶文や書出しなど参考にできるところはそのまま使いましょう。
次に日々の保育の中で、クラスだよりに書きたいと思ったことがあったらメモしておく。これもとっても大切。いざ書こうとすると、意外と思い出せないものです。少しの意識で、効率アップです!
複数担任の場合、毎月交代でクラスだよりを書いていくこともあるでしょう。 クラスの様子や、お知らせなどの内容が前月と被らないように、確認しましょう。
次に、書く内容を項目にして、レイアウトしていく。
10月におたよりに書きたい項目
- クラスの様子
- 今月の保育目標
- 誕生児
- 今月のうた
- 衣服について
- お知らせ、お願い
私はまず、クラスだよりの大部分をしめるクラスの様子から書いて、その他のところをレイアウトしていくようにしています。
レイアウトをだいたい同じように毎月固定して書くと、保護者にも見やすいです。
10月 書き出し文例
クラスの様子の本文の書出しに、季節ごとの挨拶文を載せていきます。ここは挨拶文なので、あまり深く考えず、季節にや年齢にあったものをそのまま引用して、時短していきましょう!
・園庭の木々の葉も色づき始め、季節はしっかり秋ですね。過ごしやすい時期になりました。
・気持ちのいい季節になりました。お散歩へ出かけると道々にどんぐりを見つけ、両手いっぱいに握りしめる子どもたち。
・朝夕は肌寒く感じるようになり、一気に秋めいてきました。
・夏を超えて心も身体もたくましくなった子どもたち。今月からは運動会に向けての練習も始まり、クラスがよりいっそうまとまってきました。
・晴れ渡る青い空に白い雲。空の高さに秋の訪れを感じます。
・園庭のキンモクセイの優しい香りに包まれ、秋の訪れを感じます。
・長かった残暑も終わり、気持ちのいい風が吹き過ごしやすい季節となりました。
☆年間を通して使えるおたより文例集を一冊持っておくと便利です。
クラスの様子
クラスだよりの中で1番大切な部分です。子どもたちが日々どのように過ごしているのか、保護者が1番知りたいところだと思います。
ここは、ありきたりなことを載せるよりも、具体的なエピソードを添えて書くことで、より伝わりやすくなります。
子どもたちの成長や遊びの様子だけでなく、どのようなねらいや目標を持って活動取り組んだか、成長の過程も伝えましょう。 個人の連絡帳ではないので、クラス単位で取り組んでいることが良いでしょう。
例) 園のまわりの木の葉も色づき始め、秋が深まってきたこの頃。 この時期のお散歩はまさに宝の山。目をキラキラ輝かせた子どもたちが、両手いっぱいにドングリや松ぼっくり、きれいに色づいた葉っぱを持ち、得意気に見せてくれます。
せっかく拾った宝物を大切そうにかばんへ入れて持って帰る子、お砂場でのおままごとに使う子、製作をしてみる子、それぞれの楽しみ方で、秋の自然を満喫しています。
例) 運動会の練習から始まり、最近の子どもたちの外遊びのブームはリレーです。
初めのころは、保育士が介入しないとトラブルになることが多くありましたが、繰り返すごとにまとまりが出てきて、今では、自分たちでチーム決め、スタートラインを書く、負けていても最後まで走り切ることができるようになりました。
見ていろ方も全力で応援したくなるような熱いリレーが繰り広げられています。
衣替えについての例文
10月1日は衣替えの日です。
だいぶ気温が低くなってきました。
園に置いてある着替えを確認していただき、長袖長ズボンをお持ちください。
全てに記名をお願いします。
活動的な子どもたちは大人よりも熱が身体にこもりやすいです。厚手の服よりも、薄手の服を重ね着して、調節出来るようにしましょう。
まとめ
今回紹介したのは、私がしていた書き方のポイントです。
何をどう伝えようか迷ってなかなかすすめられない。ということがあると思いますが、繰り返し書いているうちに自分なりのやり方を見つけて、スムーズに書けるようになってくるので、大切なのはとにかく書くこと!
あと私は自分が書いたクラスだよりをファイリングしておいて、季節や学年にあったものを読み返しています。
また誤字脱字などの間違いがないか、配布前に他の先生に一読してもらいましょう。
また、この備忘録に書いている、書き出し文例や、クラスの様子の例文は、そのまま使用していただいてOKです。
10月は、秋が深まり様々な活動が盛んになってくる時期。
行事について事前にお知らせをしたり、行事に向けて子どもたちが頑張っていることを保護者へわかりやすく知らせていきましょう。
最後まで読んでくださってありがとうございました!