こんにちは、保育士うさぎです。
今回は連絡帳についてです。
毎日書く『連絡帳』書くのが苦手、どうしても時間がかかってしまう。
他の仕事も山積みの中、限られた時間で書かないといけない『連絡帳』
さくさくスムーズに書き終えたら、空いた時間で他の仕事に取り掛かることができますよね。
そこで今回は、『連絡帳』をスムーズに書き終えるためのポイントや、テンプレートをまとめました。
『連絡帳』の役割
『連絡帳』は保育士と保護者がコミュニケーションをとり、子どものことや、家庭のことについて情報交換をする大切なものです。
勤務時間によって、早番、遅番があり毎日保護者に直接会って、その日の様子を伝えるのが、難しいことも多いと思います。
『連絡帳』を活用して、しっかりとコミュニケーションをとりましょう。
自分が母になって、子どもを保育園に預けていますが、毎日の連絡帳の返信がとても楽しみです。
家庭では見せない子どもの姿、親とは違った視点で子どもの成長を見守ってくれていることに、気づかされます。
保護者が毎日楽しみにしてくれるような連絡帳がかけるといいですね!
連絡帳を書くときに気を付けたい3つのポイント
1.言葉遣いに気を付ける
誰が読んでも不快にならない大人の文章で書く。
「めっちゃ~」「やばかったです」など、くだけた表現は使わないようにしましょう。
園によっては絵文字や顔文字がNGなところもあります。使用する場合は、必ず確認しましょう。
「~してあげた」などの表現も上から目線に感じるのでやめましょう。
連絡帳では、顔が見えない分、書き方次第で大きく印象が変わります。
あまり否定的なことは書かずに、プラスの表現を意識しましょう。
2.誤字脱字に気を付ける
文章を書く上で基本ですが、誤字脱字のないよう丁寧に書くことを心がけましょう。
わからない漢字や、あいまいな漢字は、必ず調べましょう。
毎日忙しい中で書かないといけないので、走り書きになってしまうこともあると思います。
しかし保護者から見たらどう思うでしょう。
連絡帳で保育士の人柄や、印象が左右されてしまうこともあります。
なるべく丁寧に書きましょう。
3.スムーズに書くためのポイント
まず、連絡帳には、必ず朝のうちに目を通しましょう。
日中の活動で気を付けることや、体調のことなど把握するようにします。
連絡帳を書く流れとしては、
・まずは保護者からの連絡へ返信する。
・今日の出来事を書く。
・連絡事項などがあれば書く。
日中の活動や、遊びの様子を見守りながら、子どもたちの会話にも耳を傾けてみましょう。
「今日は~しました!」だけでなく、個人に向けたエピソードも一言書きましょう。
連絡帳ネタ、テンプレート
家庭でのエピソードに返信
・楽しい週末を過ごされたようですね。園でも○○の話をしていました。
・○○ちゃんの楽しそうな姿が、目に浮かびます。
・すごいですね!お家でも頑張っていますね!
・それは大変でしたね。お母さんもお疲れさまでした。
体調に関すること
・日中に咳が出ていました。こまめに水分をとるようにしました。
・鼻水が出ていたので、水遊びは控えて室内で遊びました。
・便がゆるく、午後のおやつは牛乳からお茶へ変更しました。
・戸外遊びの際に転んで、膝をすりむいてしまいました。洗って、消毒をしています。
出来たこと、成長したこと
・戸外遊びでは、大縄跳びをしました。何回跳べるか数えると今日は最高記録がでて、大喜びでした!すごいです!
・今日は自分から知らせて、トイレへ行くことができました。
・ずっと練習していた逆上がりができました!嬉しそうに何度も見せてくれました。
・今日は自分でズボンを履くことができました。
・朝の会でお名前を呼ぶと、元気よく手を挙げてお返事ができました。
0、1歳児向けネタ
・うつ伏せになり、音のなるおもちゃを見せると手を伸ばし取ろうとしていました。
少しずつ前へ進んでみようという気持ちが見え始めています。
・保育士の手あそびに合わせてパチパチと両手をたたくことができました。
・お気に入りのおもちゃへ自分から手を伸ばし遊んでいました。
・絵本の読み聞かせが始まると、身体をくるっと向けて、よく見ていました。
・担当の保育士の顔を覚えてくれ、姿を見せると笑顔を見せてくれます。
引き続き安心して過ごせる環境づくりをしていきます!
保護者の悩みに関する返信
・こちらでも様子を見てみます。また何かご心配事があれば教えてください。
・心配ですね。お気持ちよくわかります。私たちもお子さんの成長を一緒に支えていきたいと思いますので、また情報共有お願いします。
・発達にはそれぞれのペースがあるので焦らず、長い目で見守っていきましょうね。
まとめ
今回は、『連絡帳』を書くときに気を付けたいポイントやテンプレートをまとめました。
また、連絡帳は個人情報でもあるので、取り扱いにも十分注意し、かばんへの入れ間違いなどがないよう気を付けましょう。
また、友達とのトラブルや、園での困りごとなど、デリケートなことは、連絡帳でつたえるのではなく、直接保護者と会ってお伝えしたほうがいいと思います。
毎日書く連絡帳、ネタ切れにならないよう、ちょっとしたポイントに気を付けながら子どもたちの活動を見守りましょう。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。