こんにちは、保育士うさぎ先生です。
皆さんの園ではこどもの日にちなんだ、どんな活動を行っていますか。
こいのぼり製作をしたり、こどもの日の由来について子どもたちにお話しするというのが一般的ですよね。
でも正直、祝日や行事の由来について、そもそもわからない、子どもにわかりやすく説明ができない、毎回調べている、という方が多いのではないでしょうか。
今回は5月5日こどもの日の由来、子どもへのわかりやすい伝え方、どんなことをするのかを備忘録にまとめていきます。
こどもの日とは
祝日法によると、『こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する』日だとされています。
こどもが元気に成長したことをお祝いするだけでなく、お母さんに感謝をする日なんですね。
また、5月5日は男の子の日というイメージが強いですが、男女とを問わず子どもたちみんなのお祝いの日です。
端午の節句とは
では、端午の節句とこどもの日は違うのでしょうか。
端午の節句は男の子の行事というイメージが強いですよね。
もともとは病気や災いをさけるための行事だったそう。
それが、次第に男の子の成長と一族の繁栄を願うお祝いの日へと変化していきました。
そのことから、男の子のお祝いの日というイメージが今でも残っていると考えられます。
☆こどもの日とは法律で定められた祝日で、
端午の節句とは昔から続く伝統行事なんですね。
端午の節句に行われていた習わしが、こどもの日の風習として今でも行われることが一般的です。
その中から、保育園で子どもと一緒に取り組みやすい活動を紹介します。
こいのぼり製作
こいのぼり製作は、取り入れている園が多いと思います。
クラスで1つずつ大きなこいのぼりを作って、飾る。
5月のさわやかな青空にこいのぼりがおよいでいるのって、気持ちがいいですよね。
私が勤めている園では毎年、不織布でこいのぼりの形を作り、子どもたち手作りの鱗を貼って飾りました。
鱗は、絵の具で模様を描いたもの、子どもの手形、クラスによって様々でした。
一人ひとりこいのぼりを作り、壁面として飾る。
こちらは定番ですよね。年齢にあった製作を楽しみましょう。
五月人形、こいのぼりを飾る
☆五月人形の兜や鎧には、子どもの代わりに厄を引き受けてくれると行く意味と、災難から身を守り、たくましく勇敢に成長するという意味があるそう。
こどもの健康と成長を願うものなんですね。
園に五月人形がないという場合も、新聞紙で兜を折って被るというのも楽しいですね。
☆こいのぼりは、大空を悠々と泳ぐこいのぼりのように、大きく元気に育ってほしいという願いがこめられているそう。
一般的には、真鯉(黒)=お父さん、緋鯉(赤)=お母さん、子鯉(青)=子ども
を表しているようです。
最近は、多様化されて、いろいろなこいのぼりを見かけます。
柏餅を食べる
保育園でも、連休前になるとよくおやつに柏餅が出ていました。
ただ食べるだけでなく、柏餅を食べる由来を子どもたちにお話しできるといいですよね。
柏餅を包む柏は昔から神聖な木とされていたことや、新芽が出ないと古い葉が落ちないため「子どもが生まれるまでは親は死なない」、すなわち「跡継ぎが途絶えない」「子孫繁栄」に結びつき、端午の節句の縁起の良い食べ物だそうです。
絵本の読み聞かせ
子どもたちにわかりやすい、こどもの日にちなんだ絵本や紙芝居を読み聞かせるのもいいですよね。
繰り返し読むことで、より理解を深めていくことが出来ます。
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まとめ
今回はこどもの日の由来やこどもの日にちなんだ活動を備忘録にまとめました。
こどもの日とは、こどもが元気に成長したことをお祝い、お母さんに感謝をする日
男女問わず子どもたちみんなの健やかな成長と健康を、願う意味が込められているんですね。
せっかくこどもの日に向けた活動をしているのに、ただなんとなく過ごすだけでは、もったいないです。
子どもたちが、行事のについての意味を知り、理解を深めて楽しく過ごせるよう、活動をすすめていきましょう!
最後まで読んでくださってありがとうございました。