こんにちは、保育士うさぎ先生です。
毎月配布するクラスだより、何を書くか考えたり、レイアウトを考えたり、けっこう時間がかかりますよね。私も慣れるまでは毎回持ち帰って書くことが多く、苦戦していました。
パソコンで書類を作成する園も多いと思いますが、私が勤めている園では、クラスだよりだけは手書きでした。
そこで、毎月のおたよりをサクサク書きすすめるポイント、そのまま使える文例、内容の項目をまとめたいと思います。
8月クラスだより
連日、気温が高い日が続き、夏本番ですね。
夏休みの過ごし方についてや、暑さ対策などについて保護者にお知らせしましょう。
8月は、あまり行事を入れない園も多いと思います。
子どもたちとゆったり、日常を楽しんでいる様子を保護者にお伝えできるといいですね。
サクサクすすめるポイント
まずは、昨年度の同じ月のクラスだよりを見ましょう!効率良くすすめるためにはこれが1番です!
昨年度はどんな項目を載せているのか確認し、季節ごとの挨拶文や書出しなど参考にできるところはそのまま使いましょう。
次に日々の保育の中で、クラスだよりに書きたいと思ったことがあったらメモしておく。これもとっても大切。いざ書こうとすると、意外と思い出せないものです。少しの意識で、効率アップです!
複数担任の場合、毎月交代でクラスだよりを書いていくこともあるでしょう。 クラスの様子や、お知らせなどの内容が前月と被らないように、確認しましょう。
次に、書く内容を項目にして、レイアウトしていく。
8月におたよりに書きたい項目
- クラスの様子
- 今月の保育目標
- 誕生児
- 今月のうた
- 夏休みの過ごし方について
- お知らせ、お願い
私はまず、クラスだよりの大部分をしめるクラスの様子から書いて、その他のところをレイアウトしていくようにしています。
レイアウトをだいたい同じように毎月固定して書くと、保護者にも見やすいです。
8月 書き出し文例
クラスの様子の本文の書出しに、季節ごとの挨拶文を載せて行きます。ここは挨拶文なので、あまり深く考えず、季節にや年齢にあったものをそのまま引用して、時短していきましょう!
・連日、猛暑が続きますが、子どもたちは元気に過ごしています。
・園庭のひまわりが、お日様に向かって大輪の花を咲かせました。
・雲一つない青空に、蝉の声と元気な子どもたちの声が響いています。
・照りつけるような陽射しが続き、水遊びが楽しい季節になりました。
・夏の自然に触れ、毎日元気に遊ぶ子どもたち。
・園庭で育てている朝顔が色とりどりに咲いています。
・猛暑日が続き、じっとしていても汗が吹き出てきます。
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クラスの様子
クラスだよりの中で1番大切な部分です。子どもたちが日々どのように過ごしているのか、保護者が1番知りたいところだと思います。
ここは、ありきたりなことを載せるよりも、具体的なエピソードを添えて書くことで、より伝わりやすくなります。
子どもたちの成長や遊びの様子だけでなく、どのようなねらいや目標を持って活動取り組んだか、成長の過程も伝えましょう。 個人の連絡帳ではないので、クラス単位で取り組んでいることが良いでしょう。
例) 暑い日が続き、水遊びの時間になると大喜びの子どもたち。
はりきってお着替えをして、支度もとてもスムーズです。
子どもたちの好きな曲をかけて、準備体操はばっちり!
遊び方は様々で、ダイナミックに水をかぶり、身体を水に任せる子や、カップに水をすくってままごと遊びをする子、それぞれのペースで楽しんでいます。
水に触れる機会が増えたことで、苦手意識のあった子も楽しむ姿が見られるようになりました。
引き続き、楽しく安全に水遊びをしていきたいと思います。
例) クラスで育てていたカブトムシの幼虫がさなぎになり、成虫になって顔を出してきました。毎日、土を変えたり霧吹きを掛けたり大切にお世話をしてきた子どもたちは大喜び!
飼育ケースの周りにはいつも子どもたちが集まり、カブトムシの様子をジーっと観察しています。虫が苦手というお友達も、その人気ぶりに次第に興味を持つようになり、一緒に観察したり、餌をあげたり、楽しみながら、お世話をしてくれるようになりました。
夏休みの過ごし方について
保育園では、夏休みやお盆期間も保育をしている園が多く夏休みはない園がほとんどだと思います。
ですが、各家庭ごとに長期で保育園をお休みされる場合があると思います。
休み明けに疲れを残したり、生活のリズムがくずれることのないように、お休み中の過ごし方について、お知らせしておきましょう!
☆7月8月は、夏休み期間に入ります。各ご家庭ごとにお休みをとられることもあるかと思います。
子どもたちにとっても楽しい夏休み。安全・健康に気を付けてお過ごしください。
早寝早起きの生活リズムを心がけ朝ご飯をしっかり食べましょう!
大人より体の小さなこどもたちは、暑さを感じやすく疲れやすいです。
休み明けに疲れを残さないように、ゆっくりと過ごす時間も作るといいですね。
まとめ
今回紹介したのは、私がしていた書き方のポイントです。
何をどう伝えようか迷ってなかなかすすめられない。ということがあると思いますが、繰り返し書いているうちに自分なりのやり方を見つけて、スムーズに書けるようになってくるので、大切なのはとにかく書くこと!
あと私は自分が書いたクラスだよりをファイリングしておいて、季節や学年にあったものを読み返しています。
また誤字脱字などの間違いがないか、配布前に他の先生に一読してもらいましょう。
8月は水遊びの様子などを書くことも多いと思いますが、先月号(7月)も水遊びの、様子を書いていた!なんてこともあります。
クラスの様子の内容がかぶらないようしっかり確認しておくのをおすすめします。
暑い日が続きますが、保育士さんも夏休みをとりながら、乗り切りましょう!
最後まで読んでくださってありがとうございました!