うさぎ先生の保育備忘録

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保育園【6月クラスだより】書き出し・文例・項目


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こんにちは、保育士うさぎ先生です。

毎月配布するクラスだより、何を書くか考えたり、レイアウトを考えたり、けっこう時間がかかりますよね。私も慣れるまでは毎回持ち帰って書くことが多く、苦戦していました。

パソコンで書類を作成する園も多いと思いますが、私が勤めている園では、クラスだよりだけは手書きでした。

そこで、毎月のおたよりをサクサク書きすすめるポイント、そのまま使える文例、内容の項目をまとめたいと思います。

 

6月クラスだより

梅雨に入り、雨の日が続く6月。室内での活動が多くなる時期です。

室内あそびの様子や、雨ならではの活動、室内でも身体を動かして遊ぶ工夫など、わかりやすく伝えましょう。

また、雨の日の登降園の注意点なども入れましょう。

 

 

サクサクすすめるポイント

まずは、昨年度の同じ月のクラスだよりを見ましょう!効率良くすすめるためにはこれが1番です!

昨年度はどんな項目を載せているのか確認し、季節ごとの挨拶文や書出しなど参考にできるところはそのまま使いましょう。

次に日々の保育の中で、クラスだよりに書きたいと思ったことがあったらメモしておく。これもとっても大切。いざ書こうとすると、意外と思い出せないものです。少しの意識で、効率アップです!

複数担任の場合、毎月交代でクラスだよりを書いていくこともあるでしょう。 クラスの様子や、お知らせなどの内容が前月と被らないように、確認しましょう。

次に、書く内容を項目にして、レイアウトしていく。

 

6月におたよりに書きたい項目

  • クラスの様子
  • 今月の保育目標
  • 誕生児
  • 今月のうた
  • 雨の日のお願い
  • 衣替えのお知らせ

 私はまず、クラスだよりの大部分をしめるクラスの様子から書いて、その他のところをレイアウトしていくようにしています。

レイアウトをだいたい同じように毎月固定して書くと、保護者にも見やすいです。

 

6月 書き出し文例

クラスの様子の本文の書出しに、季節ごとの挨拶文を載せて行きます。ここは挨拶文なので、あまり深く考えず、季節にや年齢にあったものをそのまま引用して、時短していきましょう!

 

・梅雨入りが近づく頃ですね。雨の日も晴れの日も子どもたちは元気いっぱい過ごしています。

 

・梅雨の時期に入りました。毎日元気いっぱいの子どもたち。室内あそびが続いて体力を持て余してしまうことのないよう、全身を使った遊びを工夫しながら過ごしたいと思います。

 

・梅雨に入りました。雨の日には、園庭にカタツムリが姿を見せ、子どもたちを喜ばせてくれます。

 

・雨の日が多い季節になりました。園庭のアジサイが色とりどりに咲き、とても華やかです。

 

・雨の日が続く今日この頃ですが、レインコートを着て園庭に出てみたり、カタツムリやアジサイを見つけたり、この時期ならではの遊びを楽しんでいます。

 

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クラスの様子

クラスだよりの中で1番大切な部分です。子どもたちが日々どのように過ごしているのか、保護者が1番知りたいところだと思います。

ここは、ありきたりなことを載せるよりも、具体的なエピソードを添えて書くことで、より伝わりやすくなります。

子どもたちの成長や遊びの様子だけでなく、どのようなねらいや目標を持って活動取り組んだか、成長の過程も伝えましょう。 個人の連絡帳ではないので、クラス単位で取り組んでいることが良いでしょう。

 

例) 雨の日が続きなかなか園庭で遊べない日が続いていますが、子どもたちは元気いっぱい。先日は、雨の降る窓の外をながめて、『いい音がするー』という子がいました。

その声につられて、次々に窓の外を眺めて、耳を澄ます子どもたち。

どんな音がするのか、聞いてみると、『ポツポツ、ジャージャー、ザーザー』など子どもたちの合唱が始まりました。

 

例) 雨の日の室内遊びは、自由製作コーナーが大人気。いろいろな材料を使って、思い思いのものを作って、得意気に見せてくれます。

先日は数名の子たちが、新聞紙や、ビニール袋で洋服を作って見せてくれました。

せっかくなので音楽をかけると、ノリノリでポーズをとってランウェイを歩いてくれました。それを見た他のお友達が観客になったり、僕も私もー!と洋服を作り始め、とても盛り上がりました。

 

雨の日のお願い

☆お子さんの傘には、上から見てわかりやすいように柄の部分に記名をお願いします。

 

☆長靴は大きいと脱げやすくて危険です。足のサイズに合ったものを選びましょう。

 

☆雨の日は駐車場が大変混みあいます。時間に余裕をもって登園、降園しましょう。

 

☆登園時に長靴で登園される際は、運動靴お持ちください。日中に雨が上がったら、戸外遊びをすることがあります。

 

雨の日の送り迎えはとても大変です。

保育士も時間と気持ちに余裕をもって、困っている保護者へ積極的に声を掛けられると親切です。

 

 

衣替えのお知らせ

 

6月1日は衣替えの日です。

だいぶ気温も高くなってきました。

園に置いてある着替えを確認していただき、薄手のもの、半袖半ズボンをお持ちください。

全てに記名をお願いします。

活動的な子どもたちは大人よりも熱が身体にこもりやすいです。汗をかいたらこまめに着替える習慣をつけましょう。

 

私の勤めている園では園服(スモック)があり、この時期に合わせて夏用へ衣替えのお知らせをしています。

 

まとめ

 

今回紹介したのは、私がしていた書き方のポイントです。

何をどう伝えようか迷ってなかなかすすめられない。ということがあると思いますが、繰り返し書いているうちに自分なりのやり方を見つけて、スムーズに書けるようになってくるので、大切なのはとにかく書くこと!

 

 

あと私は自分が書いたクラスだよりをファイリングしておいて、季節や学年にあったものを読み返しています。

 

また誤字脱字などの間違いがないか、配布前に他の先生に一読してもらいましょう。

 

6月は、室内で過ごすことが多く、遊びがマンネリ化しやすく、気づくとクラスだよりに書くことがない…なんてことも。

普段から意識して、気づいたことをメモしておきましょう!

 

文章を書くことが苦手という方もいると思いますが、少しでも参考になれば嬉しいです。

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。